電通は8月7日、自動運転技術で可能性が広がるMaaS(Mobility as a Service:車両の所有ではなくサービスの組み合わせによる新たな交通体系)を見据えた近未来のモビリティ社会に対応するため、モビリティプロジェクトチームを設置し、群馬大学と産学連携協定を締結したと発表した。
今回の提携により、次世代型のコミュニケーション・プラットフォームの研究開発を加速していく。
今後、同社は群馬大学 研究・産学連携推進機構 次世代モビリティ社会実装研究センターと連携し、近未来のモビリティ社会におけるコミュニケーション・プラットフォームや広告・コンテンツの配信手法などについての研究を行う方針だ。
将来的には、IoTやAIなどの先端技術の発展に伴い、MaaSは自動車運転だけでなく、社会に大きなインパクトを与えることが予想されることからも、幅広い業種の企業とのコラボレーションやソリューション開発などを想定している。