TIOBE Softwareから、2018年8月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。

2018年8月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 Java 16.881%
2 C 14.966%
3 C++ 7.471%
4 Python 6.992%
5 Visual Basic .NET 4.762%
6 C# 3.541%
7 PHP 2.925%
8 JavaScript 2.411%
9 SQL 2.316%
10 Assembly language 1.409%
11 Swift 1.384%
12 Delphi/Object Pascal 1.372%
13 MATLAB 1.366%
14 Objective-C 1.358%
15 Ruby 1.182%
16 Perl 1.175%
17 Go 0.996%
18 R 0.965%
19 Visual Basic 0.922%
20 PL/SQL 0.702%
  • 8月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

    8月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

  • 8月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

    8月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

TIOBE SoftwareはPythonが強い成長を続けており、今回は4位にランクインしている点に言及。このままいけばC++を抜いて3位になる可能性が高いこと、長期的に見ればCとJavaを抜いて1位になる可能性があると分析している。

Pythonはもともと教育目的のプログラミング言語およびグルー言語の用途で採用が広まったが、現在ではさまざまな分野で採用されるプログラミング言語になっている。今後も成長が見込まれるとしており、さらにインデックス値が増加する可能性に触れている。

Python以外ではHack、Groovy、Juliaが再び50位以内に入ったこと、TypeScriptが値を減らして62位に落ちたことなどが挙げられている。