大東建託は、8月6日から9月30日までの間、「千葉都心エリア」および「幕張新都心エリア」の同社グループが管理する賃貸住宅において、シェアサイクルの試行を行うと発表した。試行対象となる賃貸住宅は、約20棟を予定している。

  • シェアサイクルステーションのイメージ

シェアサイクルサービスは、「ecobike powered by HELLOCYCLING」を提供するecobikeが運営・提供する。

千葉市は、「HELLO CYCLING(ハローサイクリング)」を提供するOpenStreet連携して「千葉市シェアサイクル実証実験」を2018年3月から2019年9月まで実施しており、自転車貸し出し用拠点を111カ所、駐輪スペースを1,675台確保している。

居住者はこれらの駐輪スペースを利用した乗り捨ても可能。電動自転車のレンタル料は15分60円なので、通勤で15分以内で利用するのであれば、1日120円で利用でき、場合によっては、月々駐輪場の料金を支払うよりも、安くなる場合もある。

乗り捨てにより、賃貸住宅の自転車がなくなった場合、業者が運搬して戻すという。なお、賃貸住宅内の自転車は、敷地内に部外者が入ることを防ぐため、居住者のみが利用できる。