サイバーエージェント、ディー・エヌ・エー(DeNA)、GMOインターネット、ミクシィの4社は27日、テックカンファレンスの開催や継続的な交流活性化や渋谷区との連携を図り渋谷をIT分野における世界的技術拠点として後押ししていくプロジェクト「SHIBUYA BIT VALLEY」を発表した。

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「BIT VALLEY 2018」公式サイト

ゲームやSNS、インターネット広告やインターネットインフラの数々と、常に足の早い本家シリコンバレー先端技術の影響を受ける分野で、長らくインターネットビジネスを実践する渋谷に拠点を置く4社は、渋谷区が現在"100年に1度"とも言われる大規模再開発が行われていること、商業施設やオフィスが入る高層ビル建設が複数進んでいること、渋谷区が現在推進している渋谷区基本構想のなかにあるエンタテイメント、クリエイティブやイノベーションなど、渋谷の代名詞とも言えるキーワードに言及しながら、同様に日本のインターネットの発展を牽引してきた地でもあることを述べた上で、渋谷をIT分野における世界的技術拠点として後押しするプロジェクト「SHIBUYA BIT VALLEY」を発表している。

9月10日には"渋谷でエンジニアとして働くことは楽しい"をテーマにエンジニアを目指す学生および、IT業界に携わる若手エンジニアを対象にしたテックカンファレンス「BIT VALLEY 2018」を開催。スタートアップCEOやCTO、技術者によるトークセッション、先端技術の進化が著しいスマホゲームアプリ開発者によるプレゼンテーションなどに加え、渋谷区へのオフィス移転を発表しているGoogleからの特別枠講演も予定している。BIT VALLEY 2018では渋谷区の協力も得ており、4社は"渋谷のIT企業のコミュニティ強化、交流の活性化を目指し中長期的に継続して活動するとともに、渋谷区との連携強化を含め、協議を進めていきます"と官民連携でプロジェクトを推し進めていく構え。なお、カンファレンスは無料で公式サイトから登録可能となっている。