「NIFcLounge」ロゴマーク

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富士通クラウドテクノロジーズは25日、ITエンジニアやクリエイターの勉強会の会場として銀座にある最大200人収容可能な同社セミナールームを無償提供する取り組み「NIFcLounge」を開始した。利用申請フォームから申し込みできる。

開催地となる富士通クラウドテクノロジーズ本社(東京都中央区銀座7丁目16番12号 G-7ビルディング)

開催地となる富士通クラウドテクノロジーズ本社(東京都中央区銀座7丁目16番12号 G-7ビルディング)

クラウドサービス「ニフクラ」、IoTやAIを用いたコンサルティングを"パートナー"として提供する「IoTデザインセンター」、中小企業をはじめとした課題解決を提案するソリューションなどIT/ICTでビジネスを支える同社。日本の企業で起こる課題の多くは、"日本語"が解決のための最初の伝達ツールとなるが同社の公式サイトにはコンパネやSDKなど数多くの技術資料が日本語で解説してある。国産クラウドベンダーが提供するソリューションは課題に対して地に足が着く解決が期待できる。また、同社は富士通ラーニングメディアとニフクラ上でシステムを構築するまでを学習できる講座を開催するなど実践的なクラウド構築、運用をハンズオン形式で展開している。

同社が25日から開始する「NIFcLounge」は、銀座にある同社2FのセミナールームをITエンジニアやクリエイターたちの自主的な勉強会やハンズオンイベントの場として無償提供する取り組み。200人収容可能な大規模なセミナールームにプロジェクターや無線マイク/LANなどの設備も無料で貸し出す。非営利目的、懇親会費以外の参加費徴収、ITと離れた領域の勉強会は不可などいくつかの条件がある。30日には"IoT縛りの勉強会! IoTLT vol.41 @富士通クラウドテクノロジーズ"が開催予定でアイデアやインスピレーションも要求されるIoT領域の勉強会が予定されている。

  • 7月24日に開催された勉強会「GitLab Meetup Tokyo #9: Auto DevOps GA 記念」の様子(同社資料より)

    7月24日に開催された勉強会「GitLab Meetup Tokyo #9: Auto DevOps GA 記念」の様子(同社資料より)

富士通クラウドテクノロジーズは7月に東京都北新宿から中央区銀座へと本社を移転、セミナールームの拡充やアイデアからIoTやデータビジネスの素早いプロトタイプ化を目指しているが「NIFcLounge」の開始については、勉強会の主催者にとって会場やネットワーク設備の調達が慢性的な課題となっていること、お客様とパートナー企業との共創の加速を挙げている。