Microsoftは2018年7月23日(米国時間)、ExcelからMicrosoft Flowが利用可能になったことを、公式ブログで明らかにした。Microsoft Flowはビジネスワークフローソリューションを構築するツールキットとして、無償版や有償版、法人向けOffice 365などに含まれる。
ExcelでMicrosoft Flowを利用するには、リボンの<挿入>タブ→<ストア>と選択してOfficeアドインを呼び出し、Microsoft Flowを検索する。アドインをインストールした後は<データ>タブの<Flow>ボタンをFlowパネルが現れる仕組みだ。ただし、ドキュメントをSharePoint OnlineまたはOneDrive for Businessに保存しなければならない。
MicrosoftはExcelとMicrosoft Flowを組み合わせることで、Excelのテーブルデータを元にしたデータ処理やデータのコピー/インポート、承認要求といった作業の自動化が可能になるとアピールする。なお、同社は同じ記事でOutlookメールで「@」によるメンションを送った際にMicrosoft To-Doで自動的にタスクを作成するフローを作成する機能を発表した。現在はOutlook Web Appで利用できる。