ブイキューブは、コニカミノルタが開発したメガネ型ウェアラブル端末「WCc(Wearable Communicator、ウェアラブルコミュニケーター)」に、ブイキューブがコニカミノルタ向けに開発した遠隔作業支援ソリューション「Smart Eye Sync(スマートアイシンク)」を搭載し、7月17日よりコニカミノルタと協働で先行販売開始すると発表した。
「Smart Eye Sync」は、WCc向けにブイキューブが開発した専用ソフトウェアで、現場のリアルタイム映像を本部側から録画や静止画を撮影したり、画面に書き込みを加えたり、その場で多拠点と共有・展開することができる。
ウェアラブル端末のコントローラーにはハードボタンを採用し、手袋をしたままでも安全に操作が可能。本部からの呼び出しがあった際には、ハードボタンを押すだけで通信が開始され、現場のスタッフは作業中にメガネ型ウェアラブル端末を操作する必要がない。端末から送信された現場の映像を本部側から録画や静止画を撮影したり、画面に書き込みを加えたり、その場で多拠点に共有することができる。
今回、2つのカメラを本部から自由に切り替えできる機能を開発し、ファイバースコープで手元や遠くの細かなズーム映像を映すことができるようになった。現場のスタッフは、被写体に近づく必要がなく、遠隔からでも詳細な映像を確認できるという。