三井住友フィナンシャルグループ(SMBC)とセールスフォース・ドットコムは、SMBCグループ全体での「Salesforce Marketing Cloud」の利用を開始する。関連会社を含んだ金融グループ全体では国内初になるという。
情報が溢れる社会において、顧客ひとりひとりに適切なタイミングでプロモーションや情報の伝達を行うことはサービスや商品の魅力を伝える上で欠かせなくなってくる。セールスフォース・ドットコムが提供するクラウド型マーケティングプラットフォーム「Salesforce Marketing Cloud」は、メールやモバイル、ソーシャルやWebと各チャネルを通じて、一人一人の顧客へのタイミングや嗜好に応じたキャンペーン展開やコンテンツの作成、管理を一手に引き受けるクラウド型マーケティングプラットフォームだ。
SMBCグループでは、三井住友銀行、SMBC信託銀行、SMBC日興證券、三井住友カードがSalesforce Marketing Cloudの利用を開始。Webやメール、SMS、LINEを含むモバイルアプリなど顧客ひとりひとりに最適なタイミングで最適な情報を届ける"One to One"マーケティング業務のサービス向上を目指す。
なお、セールスフォース・ドットコムは10日にSalesforce Marketing Cloudと Google アナリティクス 360の連携ソリューションの国内提供を開始するなど、顧客インサイトや包括的なアトリビューション分析を強化している。