Canonicalは7月10日(米国時間)、「6 IDEs you need to know about|Snapcraft」において、Linuxで利用できる統合開発環境を6つ紹介した。どの統合開発環境もSnapで提供されており、多くのLinuxディストリビューションで導入して利用することができる。
取り上げられている統合開発環境は次のとおり。
Visual Studio Code - 登場から短い期間で多くの開発者に使われるようになった開発環境。開発に必要になる機能を備えつつ、シンプルさを保っている。バージョン管理システムとの連動も容易で、エクステンションをインストールすることでさまざまなプログラミング言語に対応可能(snap install vscode)
Sublime Text - 洗練されているエディタの1つ。高速なシンタックスハイライトや高いカスタマイズ性を備える(snap install sublime-text)
Android Studio - さまざまなAndroidデバイスで動作するアプリを開発するための開発環境(snap install android-studio)
PyCharm - Python向け統合開発環境。Pythonコーディングに必要となるさまざまな機能を提供している(snap install pycharm-community)
Simply Fortran - Fortram向けの統合開発環境(snap install simplyfortran)
Postman - APIデベロッパのためのツールチェーン(snap install postman)
記事では上記の統合開発環境のほか、Atom、Brackets、WebStorm、Notepad++、notepadqq、IntelliJ IDEA、IntelliJ IDEA Ultimate、Kotlin、PyCharm Pro、PyCharm EDU、RubyMine、Goland、PhpStorm、CLion、DataGrip、Insomnia、GitKrakenなども紹介している。
Visual Studio CodeはStack Overflowが10万人を超える開発者に向けて実施したアンケート「Stack Overflow Developer Survey 2018」で人気の高い開発環境1位に選ばれている。Sublime Textは4位、IntelliJは5位、Android Studioは6位に付けるなど、紹介されている開発環境はStack Overflowの調査でも人気の高い開発環境となっている。