日本オラクルは7月10日、NVIDIA Tesla V100 16GB GPUを実行するベアメタル・コンピューティング・インスタンスの提供開始を発表した。価格は、1GBU当たり270円/時間から(税別)。
これにより、「Oracle Cloud Infrastructure」上でHPC、人工知能(AI)、ディープ・ラーニングなど、インフラストラクチャの負担が大きいワークロードを迅速かつ高いコスト効率で実行可能になるとする。
また、NVIDIA Tesla GPU向け仮想マシン(VM)のサポートも提供する予定で、VM当たり1、2、または4GPUのVMを実行可能になるという。NVIDIA Tesla V100 32GB GPUについても「Oracle Cloud Infrastructure」で2018年中に利用できる予定としている。
そのほか、PascalベースとVoltaベースのコンピューティング・サービスでNVIDIA GPU Cloud(NGC)も、「Oracle Cloud Infrastructure」で制限付きで利用できるようになるという。
NGCには、上位のディープ・ラーニング・フレームワークとHPCアプリケーション向けに調整、テスト、維持されたコンテナも含まれる。