伊藤忠都市開発とフルタイムシステムは、伊藤忠都市開発が開発した新築賃貸マンション「クレヴィアリグゼ品川シーサイドにおいて、フルタイムシステムの宅配ボックスを利用し、「お掃除ロボット」と「窓拭きロボット」を入居者が無料で利用できるシェアリングサービスを試験導入した。

宅配ロッカーを「荷物を預かる→引き取る」だけに留めず、「借りて→返す」 置場に一部転用することで、無人で24時間365日入居者同士が家事用品を手軽にシェアできる仕組みを両社で構築した。

  • シェアリングシステムのしくみ

そして、「クレヴィアリグゼ品川シーサイド」では宅配ボックスを23区画設置していたことから、3区画をシェアリング用品の受け渡し用に転用しても宅配物の保管容量への影響は軽微と見込み、サービスを試験導入することにした。

今回提供するシェアリング用品は、「お掃除ロボット」(エコバックス社製 DEEBOT M88)と「窓拭きロボット」(エコバックス社製 WINBOT850)を選定。今回の試行により、利用状況や傾向、問題点、入居者の意見や要望などを抽出・分析し、シェアリング用品の変更・拡充も含め本サービスがより便利になるよう改善を重ね、物件タイプや入居者の属性・ニーズに合わせ他の物件への展開を図っていく予定だという。

  • シェアリング用品として、「お掃除ロボット」(エコバックス社製 DEEBOT M88)と「窓拭きロボット」(エコバックス社製 WINBOT850)を選定