Microsoftは7月6日(米国時間)、「SQL Server 2008 and 2008 R2 are reaching end of support. What’s next? - SQL Server Blog」において、1年後となる2019年7月9日をもってMicrosoft SQL Server 2008およびMicrosoft SQL Server 2008 R2のエクステンデッド・サポートが終了すると伝えた。同日以降は一切のアップデートが提供されなくなることから、期限までにサポートが提供されているほかのプロダクトに移行することが望まれる。

Microsoftは2018年7月12日(米国時間)に「Azure webinar series|Prepare for Windows Server 2008 and SQL Server 2008 End of Support」において移行方法などを発表するとしており、興味あるユーザーや管理者に参加を呼びかけている。このWebinarでは次の内容が取り上げられる見通し。

  • アップグレードのほか、アプリケーションやデータの移行などを実施する方法
  • ビジネスの混乱を回避するとともに、最新のセキュリティ技術を利用する方法
  • レガシープラットフォームをMicrosoft SQL Server 2017およびMicrosoft Azureに移行する方法
  • どの方法を選択する場合でも利用できるガイダンスやリソースの紹介

Microsoftは移行するための時間やオプションには十分余裕があると説明しており、セキュリティサポートが終了する前に移行を実施することを推奨している。