ウェザーニューズは5日、Twitter Japanの協力を得て展開するプロジェクト「#減災リポート」を開始した。
プロジェクトは週末にかけて広範囲での災害も懸念される大雨による被害を少しでも軽減させるため両社が行うもので、ウェザーニューズ会員やTwitter利用者からの報告をリアルタイムにWebサイト「#減災リポート」で閲覧できるようにする。ユーザーはハッシュタグ"#減災リポート"でのつぶやきと状況写真、位置情報を追加することで災害情報を発信。Webサイトでは地図上にプロットされ、雨雲の様子とともにユーザー報告や浸水や冠水、土砂災害の発生場所など危険なエリアがわかるマップをリアルタイムに構築できる。
ウェザーニューズでは、2011年の東日本大震災でのTwitterの活用を例に非常時においてはいち早く被害を特定し、変化する状況をリアルタイムに把握することが、被害を抑えることに繋がることを述べており、今後も地震や荒天時の情報をリアルタイム収集し公開していく協業プロジェクト「#減災リポート」を放送局や自治体などにも協力を求めながらプロジェクト強化を図っていく。