IDC Japanは7月5日、国内クライアント仮想化市場に関し、シンクライアント専用端末市場、クライアント仮想化ソフトウェア市場、クライアント仮想化ソリューション(オンプレミス)市場、クライアント仮想化サービス市場、モバイル仮想化ソリューション市場の主要ベンダーの競合状況を発表した。

  • 国内クライアント仮想化ソフトウェア市場 カテゴリー別 出荷ライセンス数構成比、2017年 資料:IDC Japan

2017年国内クライアント仮想化ソフトウェア市場は267万5,885ライセンス、前年比12.0％増で、カテゴリー別では、上位からプレゼンテーション仮想化、デスクトップ仮想化(VDI)、アプリケーション仮想化の順となった。

2017年国内クライアント仮想化ソリューション(オンプレミス)市場売上額は5895億円、前年比14.1％増で、ベンダー別のシェアは、上位から富士通、日立製作所、NEC、日本ヒューレット・パッカード、IBM、NTTデータの順となった。

2017年国内クライアント仮想化サービス市場売上額は601億円、前年比29.5％増で、ベンダー別のシェアは上から富士通、新日鉄住金ソリューションズ(NSSOL)、NTTデータ、NEC、日立製作所、NTTコミュニケーションズの順だった。

2017年国内シンクライアント専用端末市場のベンダーシェアは上から順に、日本HP、デル、富士通、Atrust、日立製作所となり、総出荷台数は20万4223台、前年比1.5％減となった。

2017年国内クライアント仮想化ソフトウェア市場のベンダーシェアは、マイクロソフト、シトリックス・システムズ、ヴイエムウェアが上位3社となった。総出荷ライセンス数は267万5885ライセンス、前年比12.0％増だった。