Microsoftは2018年6月29日(現地日時)、Azure DNSのSLA(サービス品質保証)を100%に引き上げたことを発表した。何らかの理由でサービスが提供できない場合、これまでは稼働率が99%未満の場合、サービスクレジット(利用者へ控除適用される月間サービス料金の割合)は100%、稼働率99.99%未満の場合は25%と定めていたが、今回の改正で、稼働率100%未満は10%、99.99%未満は25%、99.5%未満は100%に変更している。
なお、SLAによる月額サービス料金の控除を受けられるのは、マイクロソフトボリュームライセンス契約に限られ、基準となるMonthly Uptime Percentage(月間稼働率)は、「毎月の稼働時間%=(最大利用可能時間-ダウンタイム)/最大利用可能時間×100」という計算式を用いる。
阿久津良和(Cactus)