啓発POPを取り付けた商品のイメージ

キリンビバレッジバリューベンダーと警視庁西新井警察署は7月3日、「防犯活動に関する覚書」を締結したと発表した。同覚書は、「安全、安心なまち、西新井」の実現に向け、地域の防犯活動や防犯広報活動に相互に協力することを定めたもの。

キリンは、同覚書に基づく活動として「特殊詐欺撲滅に向けた啓発活動」と「『みまもり自動販売機』の展開」を行う。

「オレオレ詐欺」・「還付金詐欺」などの特殊詐欺撲滅に向けては、、キリンビバレッジ商品に啓発POPを取り付け、西新井警察署管内で開催されるイベントで来場者に無料配布しする。

商品サンプルに内蔵する専用小型カメラ

また、独自開発の小型カメラを内蔵した「みまもり自動販売機」の設置を、西新井警察署管内で今夏より開始される。商品サンプルに内蔵可能な小型カメラの開発により、人の目線での映像取得が可能となり、従来よりも映像確認がしやすくなるという。

同販売機の開発にあたっては西新井警察署より助言を受け、画質や記録時間、映像提供までのスピード等、警察が求める仕様となっている。カメラ内の記録媒体は西新井警察署の所有となるため、記録した映像はキリンビバレッジバリューベンダーでは閲覧できない仕組みだという。