今回新たに導入される飛び入学の入試は、 情報工学の基礎から幅広い応用まで強い興味をもつプログラミングが得意な高校2年生を対象に実施。高校2年修了後、 通常より1年早く大学に入学して「若い才能」の発掘と科学者育成を促進する。
入学には、まず、日本情報オリンピックの予選に参加してもらい、その後、 2019年12月に数理情報科学の問題解決能力を測る課題論述及び2次面接を行い、 プログラミングの実技能力を見るために提出する日本情報オリンピック予選の成績及び課題論述・2次面接の成績を合わせて総合的に評価する。
入学した学生は選んだ分野に対応する学部・学科に所属し、学部課程1年次から国際的な研究を進める第一線の教員ぶよるマンツーマンに近い環境で指導を受けられる。また、1年次または2年次の夏休みに、英語学習を目的とした約1カ月の海外研修を実施し、 3年次以上には研究目的の海外短期留学を支援するなど、大学の費用負担による研修制度を設けている。
学部の早期卒業や大学院へ飛び級する制度があり、最短23歳での博士号取得も可能だという。