ネットワールドは、米NComputing社とマスターディストリビューター契約を締結し、Citrix専用に開発された次世代シンクライアントデバイス「RX-HDX」を、7月2日より提供開始すると発表した。

  • 「RX-HDX」

ネットワールドは、今後、XenApp、XenDesktopなどのCitrix製品と「RX-HDX」を組み合わせ、ソリューション提案やシステム構築を提供していくという。

「RX-HDX」は、CitrixとNComputing とのパートナーシップによって「Citrix Ready Workspace HUB」として開発され、今年5月のプライベートイベント「Citrix Synergy 2018」に合わせて正式に発売された次世代シンクライアントデバイス。

クワッドコアBroadcom 2837 SoCを搭載し、Wi-FiとBluetoothに対応した最新のRaspberry Pi 3プラットフォームをベースに機能拡張しており、HDMIセカンダリディスプレイアダプターによるデュアルモニターの実現や、HDX Real-Time Media EngineのサポートによるHDビデオ会議の実現、独自の管理ツールである「No Touch Center」による運用管理の効率化などの機能が実装された。

参考販売価格は19,800円(税別)。