The Eclipse Foundationは、オープンソースの統合開発環境Eclipseの最新版となるEclipse Photon(v4.8.0)を現地時間27日、公開した。公式サイトからダウンロードできる。
OSを問わないクロスプラットフォームの統合開発環境としてJavaをはじめとする環境で長らく利用されてきたEclipseの最新版は、コードネームに光子を意味する"Photon"を冠している。最新版のJava 10、Java EE 8に対応する。
多彩で大量のプラグインが魅力でもあるEclipseは、最新版のローンチに合わせ85プロジェクトが同時にリリースされていることも明かしている。Language Server Protocol(LSP)をベースにしたプラグインを通じて、RustやC#関連をはじめ、人気のプログラミング言語への対応の拡充、エクスペリセンスの向上が図られている。
The Eclipse FoundationのExecutive DirectorであるMike Milinkovich氏はLSPベースのプラグインが、新しいプログラミング言語への対応を実現し、新たなレベルへと急速に引き上げていることを述べている。LSPは、Microsoftが公開したオートコンプリート機能の実装などに寄与するプロトコルやSDK、サーバーで構成されるシステムGitHubに公開されている。
詳細は公式サイトの"Eclipse IDE, Photon Edition New and Noteworthy"に掲載されている。