デンソーは、自動車部品に関する最新のモノづくりを学ぶことができる工場見学コース「TAKATANAファクトリーツアー」を開始すると発表した。見学は7月23日からの予定で、7月4日から同ツアー特設サイトで一般予約を受け付けるということだ。開催日は月~金(ゴールデンウィーク、夏季連休、年末年始は休館)、開始時間は9:30、10:00、13:30、14:00となっている。
「TAKATANAファクトリーツアー」は、愛知県安城市内にあるデンソー高棚製作所に新設した、デンソー初の一般見学が可能な工場見学コース。自動車部品の歴史と最新の日本のモノづくりを、多くの人に近くで見てもらいたいという想いからオープンしたということだ。
工場見学コースでは、解説スタッフが引率し、走行スピードやエンジンの回転数などを運転手に知らせるメーターの製造工程が紹介される。3面スクリーンで投影する、未来の自動車社会をイメージしたアニメーションや、まるで自動車の中に入り込んだかのような写真を撮影できる巨大メーターオブジェ、最新の安全技術を体験できるコーナーなどが新設され、子どもから大人まで楽しみながら学ぶことができる場となっている。さらに、工場見学者限定のお土産も用意されているという。
なお、同工場見学ツアーの見学対象者は小学生以上で、安全上の理由から、未就学児の参加は保護者同伴でも不可となっている。また、同ツアーには、JR刈谷駅から高棚製作所までの無料送迎シャトルバスが用意されているということだ。