日商エレクトロニクスは6月26日、BPO事業における進捗、スタッフ、採算という3つの「見える化」を行うソフトウエアパッケージ「Process & Staff Management System 「Baton Pass」(バトンパス)を同日から販売すると発表した。
進捗管理では、スタッフがQRコードをタブレットで読ませて各工程の開始、終了を登録するため、仕分けなどシステム化されない手作業も管理者が各工程の進捗をリアルタイムで確認でき、どの処理にどのくらい時間がかかっているのかを把握することができるという。
スタッフ管理では、各工程に定めたスキルレベルや処理予想時間といった条件に合わせて「Baton Pass」がシミュレーションし、勤務シフトを完成させる。稼働実績はExcelに出力できるという。
採算管理では、案件ごとに予測される受注件数と単価、原価を登録することにより事前に採算をシミュレーションし、シミュレーション値と実績値が表とグラフの形で出力される。
販売価格は、基本構成(1データベース+同時アクセス10ライセンス)で600万円、年間保守料が90万円。