RPAテクノロジーズは6月19日、RPA(Robotic Process Automation)クラウドサービス「BizRobo! DX Cloud」の提供を同30日から開始すると発表した。
新サービスは、これまでのRPA導入で得たノウハウやコンテンツと、運用に必要なソフトウェア、インフラを一括して提供する。スケール可能なサーバ/バックグラウンド型RPA「BasicRobo」運用機能を、ユーザーごとのプライベートクラウド上に構築し、シングルテナント・従量課金式で利用を可能としている。
また、付帯サービスとして同社のナレッジベースサイト、WEB研修コンテンツ、サンプルロボット集や、そのほかサポートとしてユーザーコミュニティサイト、3カ月間の無償サポート、24時間のサーバ監視も提供する。
主な特徴として「シングルテナント」「スケーラビリティ」「デジタルレイバーの高度化」「運用力の共有とシェア」「コストパフォーマンス」の5点を挙げている。
シングルテナントではユーザー環境を専用に構築し、高セキュリティ環境を実現するほか、スケーラビリティではバックグラウンド型RPAにより、無制限にロボットを構築、単一環境で稼働を可能としている。
デジタルレイバーの高度化については、紙業務を代行するDocument RPAやAIモジュールとの連携・実装(オプション・随時追加)など、さまざまなテクノロジーとのアグリゲーションを実現できるという。
運用力の共有とシェアに関しては、教育・サポートコンテンツの充実により迅速に内製化し、各業界・機能を実装したロボットをシェアすることにより、即戦力のデジタルレイバーの採用を可能としている。コストパフォーマンスでは従量課金体系により、閑散期のコスト吸収が見込めるなど、安価に利用できるという。
価格は、税別で月額20万円(初期費用・サポート、高度化テクノロジーなどのオプションの構成により変動)~。
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