IoTアパート経営アプリを開発するTATERUの子会社のTATERU bnbは6月15日、同日に施行された「民泊新法」および「改正旅館業法」に対応した、IoTで民泊施設をスマート化する「bnb kit」のレンタル予約を開始したと発表した。
IoTで民泊施設をスマート化する「bnb kit」とは、IoTで民泊運用のコストを抑え、運用業務を効率化するサービス。ICTを活用することで実質無人運営を可能にするという。
まず、宿泊者は、宿泊予約時に発行されるキーナンバーを使用して、宿泊施設に設置の「スマートロック」を解錠、入室し、室内に備え付けの「チェックインパッド」を使用して、オンライン上で旅券確認および本人確認などのチェックイン手続きを行う。
さらに、部屋に備え付けられた旅行者向けIoTデバイス「TRIP PHONE」によって、施設周辺のおすすめ飲食店の紹介や予約、交通機関の案内やタクシーの予約など、滞在中のさまざまな要望にトリップコンシェルジュが24時間多言語対応することができるという。
なお、「bnb kit」の初期費用は3万円〜、月額費用は9800円〜。同社では2018年6月30日から「bnb kit」を導入した新法民泊施設第1号を東京都北区にオープンする予定だ。