HowtoForgeに6月12日(米国時間)に掲載された記事「Linux ping Command Tutorial for Beginners (8 Examples)」が、Linux におけるpingコマンドの主な使い方を伝えた。pingはデバイスがネットワークに適切に接続されているかどうか、動作しているかどうかなど、ネットワーク関連の診断を行う場合によく使われている。
紹介されている主な使い方は次のとおり。
pingコマンドの基本的な使い方
ping ホスト名
パケット送信間隔を指定
ping -i 秒数 ホスト名
送信するデータサイズを指定。デフォルトは56バイト
ping -s バイト数 ホスト名
パケット送信回数を指定
ping -c 回数 ホスト名
Flood pingモードを指定
ping -f ホスト名
タイムスタンプ(UNIX時間+マイクロ秒)を表示
ping -D ホスト名
pingが終了するまでのタイムアウト時間を指定
ping -w 秒数 ホスト名
レスポンスのタイムアウト時間を指定
ping -W 秒数 ホスト名
pingはWindows、macOS、Linux、UNIX系オペレーティングシステムなど、さまざまなオペレーティングシステムにデフォルトで用意されている最も基本的なコマンドの1つ。ただし、利用できるオプションはオペレーティングシステムごとに異なっており、適切な使い方はそれぞれのオペレーティングシステムのマニュアルを調べる必要がある。