富士通は6月12日、スポーツ分野におけるICTを活用した映像検索・分析事業を会社分割して設立した新会社「RUN.EDGE株式会社」の事業を開始することを発表した。
新会社は、富士通がこれまで培ってきたスポーツ分野向け映像検索・分析のコア技術をベースに、IT活用などのコンサルティングサービスの提供を行っているスカイライトコンサルティングのスタートアップ経営手法を取り入れ、スポーツアナリティクス分野に特化することでビジネスの機動力を高め、スポーツ分野のICTビジネス拡大を図る。
具体的には、これまでに国内外のプロ野球球団に提供してきた、映像データを活用した分析サービス(SaaS)の機能強化を図るとともに、そこで培った技術やノウハウを用いて、サッカーをはじめとするほかのスポーツ領域にも、幅広く展開していく。