日本IBMは6月12日、AI/機械学習に必要なデータの収集・整備・分析を備えたデータプラットフォームの構築、および分析の業務適用サイクルを支援するソフトウェア「IBM Cloud Private for Data」の提供を、同日より開始したと発表した。
参考価格は、1仮想プロセッサー(VPC)あたり3,440,000円(税込)。
「収集」については、データ形式、保存場所に制限無くデータを収集・蓄積。また、インメモリ技術により、IoTセンサーが生成するデータにも対応可能だという。
「整備」では、収集・蓄積したデータやAIへの学習モデルを整備された形式で管理する「エンタープライズカタログ」を提供。
「分析」では、エンタープライズカタログで整備したデータ・セットをすぐに分析モデルへインプットすることが可能だという。
今回提供を開始したのは「ICP for Data」のうち最上位エディションである「Enterprise Edition」で、今後は評価目的でのみ利用できる無償のコミュニティ・エディションも提供予定。