広島県は6月11日、ビッグデータ等のデジタル技術の利活用により、新しいソリューションを創り出すための実証実験の場「ひろしまサンドボックス」において、実証事業の企画提案にかかる第1公募を2018年6月12日から開始すると発表した。

  • ひろしまサンドボックス

公募テーマは、少子化対策、女性の活躍、働き方改革、人の集まりと定着、教育、多様な主体の社会参画といった「人づくり」、産業イノベーション、農林水産業、観光、交流・連携基盤などの「新たな経済成長」、医療・介護、健康、福祉、環境、防災・減災、消費生活、治安の「安心な暮らしづくり」、魅力ある地域環境、瀬戸内、中山間地域、平和貢献などの「豊かな地域づくり」の4つのほか、新たな付加価値の創出や生産性の向上につながるものを募集する。

応募参加資格は「ひろしまサンドボックス推進協議会」に加入する民間企業や大学、研究機関、地方公共団体、NPO法人、個人事業主などが4者以上参加するコンソーシアムであること。そのうち、1者以上は広島県内に本社または主たる事業所を有する者を含むことが条件だ。

企画提案締め切りは2018年7月13日。8月上旬に選定結果の通知・公表を行い、実証事業を開始する予定だ。