伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)は6月5日、AIを活用したチャットによるユーザーとの対話を実現する開発プラットフォーム「Benefitter(ベネフィッター)」の提供を開始すると発表した。
Benefitterは、LINEをはじめとした主要なメッセージングアプリやブラウザチャットに対応したチャットボットを作成し、AIを活用してユーザーとの対話型システムを実現するチャットボット開発のプラットフォーム。環境を視覚的に設定できるGUI(Graphical User Interface)を備えており、目的に応じたチャットボットを容易に作成することができるという。
会話シナリオの制作や利用状況の分析に加え、複数のメッセージングアプリでのチャットボットの一元的な管理や、AIを活用したパターン化されてない質問への対応、ユーザーの特性判断、シナリオの良否を判定するA/Bテストなどの機能を備え、商品説明や問合せ対応などの複雑な対話の自動化と効率的なチャットボット開発を可能にする。
今後は、音声認識の機能を拡充によるスマートスピーカーへの対応も予定しており、Benefitterを通して顧客のカスタマーリレーションシップ強化に貢献していくとしている。
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