Q-Successから2018年6月のWebサイト向けCMS (Content Management System)のシェアが発表された。2018年6月はWordPressがシェアを増やした。WordPressはすでに他のCMSのシェアを引き離して圧倒的なシェアを確保しているが、さらに長期にわたって増加傾向を続けており、CMSとして強い影響力を持っている。

一方、CMSを使っていないWebサイトのシェアは下落傾向を続けており、WebサイトのコンテンツがCMSをベースとした仕組みで増えている様子がわかる。第2位のシェアを持つJoomlaと第3位のシェアを持つDrupalのシェアはそれぞれ3.1%および2.1%となっており、WordPressと比べてシェアに10倍ほどの開きが存在している。

  • 2018年6月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

    2018年6月Webサイト向けCMSシェア/円グラフ

  • 2018年6月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

    2018年6月Webサイト向けCMSシェア/棒グラフ

  • Webサイト向けCMSシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

    Webサイト向けCMSシェア推移グラフ - 資料: Q-Success提供

順位 プロダクト 今月のシェア 先月のシェア 推移
1 None 48.3% 48.8%
2 WordPress 30.9% 30.7%
3 Joomla 3.1% 3.1%
4 Drupal 2.1% 2.1%
5 Magento 1.1% 1.1%
6 Squarespace 1.1% 1.0%
7 Shopify 1.1% 1.1%
8 Blogger 0.8% 0.9%
9 TYPO3 0.7% 0.7%
10 Wix 0.7% 0.6%
11 Bitrix 0.7% 0.7%
12 PrestaShop 0.6% 0.6%
13 Adobe Dreamweaver 0.4% 0.4%
14 OpenCart 0.4% 0.4%
15 FrontPage 0.3% 0.3%
16 Weebly 0.3% 0.3%
17 Progress Sitefinity 0.3% 0.3%
18 DataLife Engine 0.2% 0.3%
19 DotNetNuke 0.2% 0.2%
20 Adobe Muse