デルとEMCジャパンは5月31日、「Dell EMC VxRail」および「Dell EMC VxRack SDDC」を機能強化し、ハイパーコンバージド インフラストラクチャ(HCI)製品群の拡大を発表した。
「VxRail」では、NVMeキャッシュ ドライブ オプションによるパフォーマンスの強化、Intel Xeon Scalableプロセッサを搭載することで、CPUソケットあたり最大1.5TBのRAMをサポート、NVIDIA Tesla P40 GPUアクセラレータ搭載、新しい25GbEネットワーキング機能、省スペース型ToR(トップ オブ ラック)スイッチ搭載、10/25GbE オープン ネットワーキング スイッチサポート、「VxRail Manager」による「VMware vCenter」でのイベントの統合と閲覧、新しいVxRail STIGコンプライアンス ガイドと自動化スクリプトによるストレージ、仮想化、ネットワーク コンポーネントの強化等を行っている。価格は3ノード構成で300万円(税別)~。
「VxRack SDDC」は、「VxRail」、第14世代「PowerEdge」サーバをベースに構築され、NVIDIAグラフィック処理カードサポート、最新の「VMware Cloud Foundation 2.3」が、新たに統合したクラウド管理および自動化機能を提供、複数タイプのサーバが選択可能、「VMware Cloud Foundation」と統合などの強化を行っている。価格は個別見積もり。