エイチ・アイ・エス(以下 H.I.S.)と同グループのハウステンボスは、宇宙旅行をはじめとする宇宙輸送の事業化に向けて、有人宇宙機開発を行う企業・PDエアロスペースに5月31日付で追加出資したことを発表した。
H.I.S.グループの追加出資の金額は1億9880万円であり、第三者割当増資による発行株式を引き受けた。PDエアロスペースは、今回調達した資金をもとに、2019年に日本初となる「無人宇宙機による宇宙空間への到達および帰還」を目指し、新型エンジンおよび機体の開発を行うという。
また、第三者割当増資の引受先として、ハウステンボスが新たに加わった。ハウステンボスはインキュベーター企業への賛同・協賛などベンチャー支援を事業の一環として行っており、PDエアロスペースによる有人宇宙機開発をさらに加速するため支援を行っていくということだ。
今後、ハウステンボスの主力であるエンタテインメントに活かすためのコンテンツ開発など、協業も視野に入れ可能性を模索していくとしている。