Amazon.co.jpは5月29日、クラウド上で提供するオンラインソフトウェアを専門に扱う｢SaaS ストア｣をオープンした。

同ストアでは、セキュリティ、データ管理・分析、財務・会計・人事など、企業が必要とするさまざまなSaaSの比較検討、購入、ライセンス管理までの一連のプロセスをAmazon上で完結することが可能。

オープン時点で、SaaSのカテゴリーとして、「ビジネス・オフィス」「会計・企業業務」「画像・映像制作」「ウイルス対策・セキュリティ」「ユーティリティ」「英語学習・語学」が用意されている。

  • ｢SaaS ストア｣のトップ画面

購入可能なSaaSは、サブスクリプション（有期購入自動更新）モデル、ライセンスキー（有期購入使い切り）モデルの2種類。サブスクリプションモデルを購入すると、ライブラリ機能により、ライセンスの更新予定日、次回支払日、利用状況などをAmazon上で一元管理することが可能。

  • サブスクリプションの管理画面

同社は、アマゾン ウェブ サービス(AWS)とともに、「SaaSストア」を通じ、メーカーやスタートアップによるSaaSの開発から販売、マーケティングまでを支援していくとしている。