ソフトバンクは5月28日、パブリッククラウド向けのSaaS型セキュリティ管理サービス「Dome9」の国内販売を開始した。同社は2017年にDome9を提供するDome9 Securityに出資しており、日本国内でDome9を独占的に取り扱う。

Dome9は、クラウド利用環境におけるセキュリティ設定や、コンプライアンスに必要なオペレーションを自動化することで、リスク管理を容易にする。

単一の管理コンソールで、主要なパブリッククラウドの複数アカウント、全リージョンのセキュリティの設定状況、コンプライアンスへの準拠について可視化することができる。

  • 管理コンソールの画面イメージ

また、継続的なモニタリングによってセキュリティーポリシーに反した設定を自動的に検知することで、常にコンプライアンスに準拠した正しい設定を保持することが可能になるという。

アセスメントリポートに必要な評価結果はすべて自動的に記録されるため、月次、年次のコンプライアンス対応(報告、リポートの作成作業)が簡素化される。

  • コンプライアンス準拠状況を可視化

初期費用は無料で、サービス利用料は、利用するアセット単位で年額のライセンス料金がかかる(最低利用契約は50アセットから)。