野原ホールディングスは、2013年より同社が取り組む会社風土の改革、働き方改革を実現するためのひとつの試みとして、社員が多様な経験と交流をしながら自由な議論を交わし、仕事を創造する空間を、東京・新宿にある同社の本社ビル内にオープンしたことを発表した。

1階エントランスと会議室

1階エントランスと会議室

エントランスと会議室のある1階は、社員や来訪者を迎えるスペース。1階全体は、新しい表現を模索する人たちのための、自由な発想に寄り添う壁紙「WhO(フー)」の遠くの山並みと木々といった自然をイメージしたダイナミックな柄で統一され、フレッシュかつ躍動感のある空間となっている。また、個室会議室には、吸音に優れた「サウンドマイルド」が設置され、会話の聞きやすさにも配慮されているという。

また、このたび完成した8階のコミュニケーションスペース「Field(フィールド)」は、リラックスしながらアイディアが生まれる「自由な発想の場」がコンセプト。「あの場所に行くと良い発想が湧いてくるかもしれない」、「あそこにいくと、 楽しくコミュニケーションをとって仕事ができる」、「仕事に集中できる」と思える空間を目指したという。そこで、コミュニケーション中心の「和」のスペースと集中できるプライベートな「個」のスペースが、ひとつの空間に融合している。

  • 8階のコミュニケーションスペース「Field」

    8階のコミュニケーションスペース「Field」

天井装飾材である「カールトンクラウド」を用いることで、スペース全体の一体感を図るとともに、開放感とハンモックに揺られているような浮遊感を演出しリラックスできる空間を目指したという。 また、壁面は貼ってはがせる「EASY2Wall」で装飾し、オフィスを感じさせないユニークな空間として彩りを加えているということだ。