Q-Successは2018年5月24日(ドイツ時間)、「Usage Statistics of Flash for Websites, May 2018」において、同日時点のWebサイトでFlashを利用している割合を伝えた。同社によると、全Webサイトの4.8%がFlashを利用しているという。この1年間で2%ほどポイントを減らしたことになる。
Flashを利用しているとされる主なサイトは次のとおり。
- Google.com
- Google.co.in
- Google.co.jp
- Google.de
- Google.co.uk
- Google.com.br
- Google.fr
- Google.ru
- Google.com.hk
- Google.it
同様のペースでFlashのシェアが減少していった場合、2021年にはFlashのシェアが0%に近づく可能性がある。Adobe Systemsは2020年にはFlashのサポートを終了すると発表しており、今後もFlashシェアの減少が続くことが予測される。
Flashのシェアが高い時期はFlashの脆弱性を悪用したサイバー攻撃が頻発していたが、Adobe SystemsによるFlashサポート終了時期発表やシェアの低下を受けて攻撃対象が推移。最近ではWindowsの脆弱性を突いたサイバー攻撃が増加している。