Q-Successは5月22日(ドイツ時間)、「50.6% of websites use a valid SSL certificate, up from 14.4% three years ago.」において、適切なSSL証明書を使っているWebサイトの割合がこの3年間で14.4%増加し、全体で50.6%まで増加したと伝えた。SSL証明書を使ってないサイトや不正なSSL証明書を使っているサイトは、この3年間で減少を続けている。
5月22日(ドイツ時間)の時点で、SSL証明書を使っていないサイトの割合は19.5%、不適切なSSL証明書を使っているサイトは28.3%とされている。認証局のシェアとしてはIdenTrustが19.8%で最大のシェアを確保しており、これに17.9%のComodo、6.3%のDigiCert Group、3.7%のGoDaddy Groupが続いている。
Web業界は安全な通信を実施するにはHTTPSの利用が欠かせないとしており、HTTPからHTTPSへの移行を推奨している。無償かつAPI経由で自動的に証明書を発行できるサービスが始まってからHTTPSの利用率が増加しており、こうした状況が継続していることが示されている。