TISは5月23日、AI関連のベンチャー企業への出資を行う「AI特化コーポレートベンチャーキャピタル」(AI-CVC)を新設したことを発表した。
「AI-CVC」は、TISの既存の「コーポレートベンチャーキャピタル」より出資枠の上限を拡大し、AI分野に特化したベンチャーキャピタル。出資対象は、アーリーからミドルステージの急成長期にあるAI関連のベンチャー企業を想定し、「AI特化コーポレートベンチャーキャピタル投資委員会」が発掘から最終決定までの出資判断を、最短1カ月程度で行う。
「AI-CVC」では、出資先の企業への資金提供に加えて、TISのエンジニアなどの“ヒト"や、ワークスペースやIT資産などの“モノ"の提供も実施。“ヒト"の支援では、ベンチャー企業が求める人材をTIS社内で募集し、当該ベンチャー企業へ出向する支援も行う。
TISでは、「AI-CVC」を活用しAI関連ベンチャー企業への出資を積極的かつスピーディに行い、新たな事業シナジー効果を実現する戦略的な出資活動を実施していくという。
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