伊藤忠テクノソリューションズ(以下CTC)とITOCHU Techno-Solutions America, Inc.(本社米国カリフォルニア州)は、ヤフーの米国現地法人Actapio, Inc.がオープンソース化したクラウドインフラの統合制御ソフト「Gimbal(ジンバル)」開発への参画を発表、今後保守を含めたトータルなソリューション提供へと取り組んでいく。

Gimbal(ジンバル)は、クラウド基盤構築を実現するOpenStackとコンテナやサービスの配備、設定自動化を進めるKubernetes(クーベネティス)と人気のある2つのオープンソースが併存するクラウドインフラにおいて、双方のネットワークトラフィックを統合し、一括で制御する機能を提供。ヤフーの米国現地法人Actapio, Inc.(アクタピオ/旧称YJ America)やコンテナ自動制御ソフトKubernetesを用いた開発やサービス提供を行う米Heptio, Inc.らが開発を行っており、4月23日よりOSSとしてGitHubに公開している。

CTCは、Gimbal構想初期段階からActapio社やHeptio社とともに開発に携わっており、今後Gimbalの保守を含むトータルなソリューション提供に取り組むことを発表している。