楽天と楽天データマーケティングは5月21日、楽天の運営するインターネット・ショッピングモール「楽天市場」における広告主向けマーケティングツール「RMP - For Brands」の提供を開始したと発表した。

  • データを一元管理する楽天市場出稿社用マーケティングツールが登場

「RMP - For Brands」は、「楽天市場」を活用したマーケティング活動において、関連するデータやコンテンツを広告主が一元的に管理することができるマーケティングツール。「楽天市場」に企業のブランドサイトを設置できる広告ソリューション「RMP - Brand Gateway」の利用企業を対象とし、「Data Analysis機能」と「Brand Communication機能」を提供する。

「Data Analysis機能」では、ブランドサイトのアクセス状況(ページビュー数、ユニークユーザー数、検索数、流入元など)や平均閲覧時間などのサイト関連データ、「楽天市場」での合計売上金額、個数の推移といった売上関連データに加え、性別・年齢・併売・リピート回数など50項目以上のデータをビジュアル化してレポーティングする。また「Brand Communication機能」では、「RMP - Brand Gateway」における製品情報やページデザインなどのコンテンツを利用企業側でリアルタイムに更新、管理することが可能だ。

さらに、2018年夏以降には、広告配信が実施できる「Promotion機能」および新規顧客の獲得や既存顧客価値の向上を目的とした「Lead Generation & Nurturing機能」を追加する予定だという。