積水化学工業と、スマートセキュリティ製品の開発・製造・販売などを展開するSecualは5月21日、IoTとセンシング技術を活用したまちづくりを行うスマートタウンマネジメント事業を共同で推進し、その第1弾として埼玉県朝霞市にて事業を開始すると発表した。
同事業では、IoTデバイス/センシングデバイスを活用した、スマートタウンにおけるマネジメントプラットフォームを開発し、その運営を通じて住民の「安心・安全」や「生活の利便性・快適性」に役立つサービスを提供していく。
今回は、埼玉県朝霞市にある積水化学の工場跡地で行っている、セキスイハイム約130戸の戸建住宅分譲を含むまちづくりにおいて、Secualとの共同によるスマートタウンマネジメント事業を開始する予定だ。また、積水化学グループが今後開発する各地の戸建分譲地において、本事業のスキームを展開していく。
今回、両社の協業を深化させることによって、"人と家" "人とまち"をつなげるさまざまなサービスを生み出すことで新しいコミュニティのあり方を提案するとともに、このようなイノベーションへの取り組みを通じてまちの資産価値が維持向上していくという、サステナブル・タウンのスキーム創成に取り組んでいくとしている。