リコーは、PENTAXブランドのデジタル一眼レフカメラをPCやスマートフォンから操作できるソフトウェア・デベロップメント・キット(SDK)4種を公開したと発表した。

同SDKを利用することで、カメラの遠隔操作や外部モニターへのライブビュー出力などが可能になるほか、複数のカメラの同時操作や各種設定をおこなうことができ、さまざまな産業分野においてデジタル一眼レフカメラを利用したシステムの開発が容易になるという。また、対応機種との組み合わせにより、USB接続とワイヤレス接続の両方式から選択可能となっている。

公開されたSDKは「RICOH Camera USB SDK for Microsoft .NET Framework」、「RICOH Camera USB SDK for C++」、「RICOH Camera Wireless SDK for iOS」、「RICOH Camera Wireless SDK for Android」の4種。対応機種は「PENTAX 645Z」、「PENTAX K-1 Mark II」、「PENTAX K-1」、「PENTAX KP」、「PENTAX K-70」の5機種となっている。

同SDKの取得方法は、Webサイトにログインの上、ダウンロードを行う。なお、取得については無償だが、サポートは実施しないということだ。