ブレインパッドは5月16日、「ワークフロー」機能などを追加した、統計解析・ビッグデータ加工システム「WPS Analytics(ダブルピーエス・アナリティクス)」の新バージョン(バージョン4.0)の提供を開始した。
「WPS Analytics」(旧「WPS Software」)は、データ加工、集計、レポーティング、統計処理、データベースアクセスなどの機能をSAS言語で実行可能なソフトウェア。
新バージョンでは、「ワークフロー」機能の追加、5種の機械学習プロシジャの追加、データエンジンの機能の強化が行われた。
「ワークフロー」機能では、プログラムを記述せずにドラッグ&ドロップの操作で、モデリングからスコアリング、検証までの作業を実施することができるほか、レポートも作成することが可能。
機械学習プロシジャでは、ディシジョンツリー、ガウス混合モデル、サポートベクターマシンなど5種の機械学習プロシジャが、新たに追加された。
そして、データエンジンの機能を強化では、「Oracle Database」、「Microsoft SQL Server」など各種データベース接続時のエンジンをマルチスレッド化し、大量のデータを従来よりも短時間で処理することが可能となったという。