NECソリューションイノベータは5月11日、青森県立五所川原農林高等学校とGAP(Good Agricultural Practice:農業生産工程管理)教育において、生徒のスキル向上のための協定を締結した。
GAPは、農業生産活動を行う上で必要な関係法令等の内容に即して定められる点検項目に沿って、農業生産活動の各工程の正確な実施、記録、点検及び評価を行うことによる持続的な改善活動のこと。
今回の協定は、同校の農場のGAP認証取得に携わった生徒が、GAPの知識や経験を活かし、「NEC GAP認証支援サービス」などのICTを活用して他農場のGAP認証取得支援に取り組むことで、食産業や農業の現場で将来活躍するための実践的なスキルを身につけることを目的としたものとなる。
青森県立五所川原農林高等学校は、農場などに対するGAP認証支援サービスを利用したGAP認証取得支援や、連携事項に関する情報発信、分担事項の実施状況に関する共有を行う。また、NECソリューションイノベータは同校に対するGAP認証支援サービス利用環境の無償提供、連携事項に関する情報発信、分担事項の実施状況に関する共有を担当する。