簡易宿所向け宿泊管理システムなどを提供しているand factoryは5月8日、客室設置型タブレットサービス「tabii(タビー)」を開発したと発表した。
「tabii」は、月額無料で導入できる客室設置型タブレットサービス。ホテル館内の案内やその土地ならではのグルメ・観光情報、音楽・お笑い動画といったコンテンツを取り揃えており、宿泊者の目的や趣味に応じた楽しみ方が可能だ。グルメ・観光情報のお気に入りスポットはQRコードを読み込んで個人の携帯で情報を持ち出すこともできる。日本語と英語の2カ国語対応を予定している。
サービスの本格的な全国展開に先立ち、実証実験としてグリーンズの協力のもと、国内3施設の約250室に導入。3カ月毎に現場の運用状況や収益状況および利用者の反応を分析し、早期のリリースを目指す。
今後は、「tabii」と同社の開発したIoTの集中管理システム「&IoT」や宿泊管理システム「innto」を連携させていくことで、横断的な宿泊施設の運営プラットフォームの構築を目指していく。