curiosity(キュリオシティ)は、「アニメーションの世界を現実に存在させる」ことをコンセプトとした、キャラクターロボットのオーダーメイドサービス「Chararoid(キャラロイド)」を開始した。
「Chararoid(キャラロイド)」は、CGデザイナーがロボットの外装デザインを、動きの制御には自社開発のアトラクション演出用ソフトを使用するなど、細部にこだわった仕様でオーダーメイドロボット制作事業をサービス化したもの。同サービスでは、一般的なキャラクター体型で設計済みのフレームと部品を使用し、外装を様々なキャラクターに変更し、ソフトを入れ替える仕様にすることで、制作コストと納期を従来のキャラクターロボット制作の半分に抑えることを可能にしたという。
同サービスにおけるロボットは、タブレットと連動しているので、映像表示やタッチパネル操作によるコミュニケーションが可能となっている。音声認識機能も備えており、ロボットとの会話を楽しむこともできる。
受付用のタブレット画面、音声認識による会話フローはすでに組み込み済みで、別のキャラクターロボットの場合でも使用できる。コミュニケーションの流れはタイムラインで管理されているため、細かい動作を事前確認できるほか、BGMやサイネージ、プロジェクションマッピングなどとの連動も対応可能だという。また、プログラミング不要で会話フローを作成することが可能となっている。
そのほか、CGデザイナーがキャラクターデザインと挙動を担当することで、いきいきとしたキャラクター表現を追求しており、声も、ロボットの合成音声だけでなく、キャラクターにあった声優を手配し、よりキャラクターらしい声で喋らせることもできるということだ。
なお、同サービスは、5月9日〜11日に幕張メッセで開催される「第7回 IoT/M2M展」にて実物展示が予定されている。