ITソリューションプロバイダの日本システムウエア(NSW)は5月8日、AIソリューション「Toami Visionシリーズ」の第3弾として、AIを活用したアナログメーター自動分析サービス「MeterVision」を同日より提供開始すると発表した。
「MeterVision」は、各種設備のアナログメーターの値を自動で測定・分析することにより、点検作業における精度や作業スピードを向上し、効率化を支援するサービス。カメラで撮影したメーター画像を解析し、AIが自動で測定してくれる。
カメラを取り付けるだけでデータを取得できるため、インターネットにつなげられない既存の古い設備なども自動測定ができるほか、読み取った値はNSWが提供するIoTクラウドプラットフォーム「Toami」で収集することにより、データの蓄積や履歴管理、分析が可能だ。
また、常時数値を読み取ることによってリアルタイムに異常検知ができるほか、検針だけでなく色や文字も認識可能なため、さまざまな形式のアナログメーターに対応する。
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