fossBytesは5月3日(米国時間)、記事「Windows 10 April 2018 Update: Known Problems And Their Fixes」において、Windows 10の春のアップデートを実施したことで発生している問題をまとめて紹介した。

Microsoftは、ChromeやCortanaといった特定のアプリケーションがフリーズする不具合は、5月8日の更新で対応するとしている。同社は、Windows 10がフリーズした場合の対処法として、「Windows+Ctrl+Shift+B」キーを押すことを紹介している。この操作によって、Windowsが応答すると、短いビープ音が鳴り、画面が点滅ないし暗くなるという。

そのほか、記事で取り上げられている問題は次のとおり。

症状 原因や対策
アップデート前とマウスの動きやカーソルの速度が変わっている 不明
マイクが使えない 「設定」→「プライバシー」からマイクへのアクセスが許可されているかどうかを確認するほか、ハードウェアの故障が疑われる場合は「サウンド」からサウンドテストを実施する
タスクバーのコンテキストメニューが表示されない 不明
Edgeが起動しない 不明
「設定」→「プライバシー」→「診断&フィードバック」でオプションを変更しようとしても「このオプションはWindows Insider Programによって管理されます」が表示されており変更できない 不明
「設定」で表示されるべき場所が違っている 不明
Windows Defender セキュリティセンターのUI/UXが崩れている 不明
シャドーエフェクトやアクリルエフェクトが機能していないUIがある 不明

通常、こうした大型のアップデートが実施された後は問題の報告が続くことが多い。Microsoftは問題を修正したアップデートを提供するとしており、上記の問題が発生している場合は、次のアップデートを実施することで問題が解決する可能性がある。

  • マイクのアクセス許可があるかの確認

    マイクのアクセス許可があるかの確認

  • Windows Insiderではないにも関わらず診断&フィードバックでオプション変更ができないことがある

    Windows Insiderではないにも関わらず診断&フィードバックでオプション変更ができないことがある

  • 音がでない場合でハードウェアの故障が疑われる場合にはサウンドからサウンドチェック

    音が出なくてハードウェアの故障が疑われる場合はサウンドからサウンドチェック

  • Windows Defender セキュリティセンターで項目選択時のUIl/UXがずれる

    Windows Defender セキュリティセンターで項目選択時のUIl/UXがずれる