システム・サービスコンサルティングなどを手がけるテックファームは5月7日、ショッピングセンターなどの商業施設内での買物を促進する販促支援IoTソリューション「Minaklu(ミナクル)」を、2018年5月から提供開始すると発表した。商業施設内にBeacon端末を設置し、アプリユーザーの位置情報や会員属性に合わせて適切な情報発信を行い、施設内の買い回りを促進する。
Minakluは、スマートフォンアプリのユーザー登録情報と、商業施設に設置したBeaconによる位置を含めた店舗情報を組み合わせて、適切なタイミングでユーザーにクーポンなどを配信する。
たとえば、店舗Aと店舗Bのターゲット層がどちらも30代の女性だった場合、店舗Aを出たタイミングで店舗Bのお知らせを配信し、商業施設内の買い回りを促進。さらに店舗間の移動を促すことで、その間に位置する店舗への来店促進にもつながるという。
導入費用は500万円~、利用開始までは最短で3カ月程度。