Microsoftは4月30日(米国時間)、「What’s new in Microsoft Edge in the Windows 10 April 2018 Update - Microsoft Edge Dev BlogMicrosoft Edge Dev Blog」において、Windows 10の2018年春のアップデートで導入されたMicrosoft Edgeの新機能を紹介した。同社は年に数回Windows 10のアップデートを実施しており、このタイミングで新機能が導入されている。
今回の春のアップデートでMicrosoft Edgeに追加された主な新機能や改善された機能は次のとおり。
- 音声出力が行われているページにはタブにスピーカーアイコンを表示するように変更。スピーカーアイコンをクリックすることでミュート
- クレジットカードデータの自動入力補完
- リーダーモードの改善(アノテーション、グラマーツールほか)
- 不要なものは印刷対象から外す印刷機能
- タッチパッドジェスチャー機能の改善
- オフライン機能の向上
- パフォーマンスの向上
- バッテリー保ちの改善
- ブラウザレスポンスの向上
- GITアニメーション処理の改善
- EdgeHTML 17による各種改善
- 可変フォントのサポート向上
- エクステンションサポートの改善
- アクセシビリティ機能の向上
- SVG要素におけるCSSトランスフォームのサポート
- デベロッパーツールの改善
- Media Capture APIによるスクリーン共有機能の実現
Microsoft Edgeは年に数回、新機能追加が実施されるアップデートを行っている。ChromeやFirefoxといったWebブラウザはもっと早いペースでバージョンアップを実施しているため、Microsoft Edgeの機能追加はそうしたWebブラウザと比較すると遅れる傾向が見られる。MicrosoftはInternet ExplorerからMicrosoft Edgeへの移行を進めているが、ユーザーは他のWebブラウザへ変更する傾向が続いている。