インターネットサービス企業のNetcraftは4月26日(米国時間)、「April 2018 Web Server Survey|Netcraft」において、2018年4月のWebサーバのシェア調査の結果を発表した。2018年4月はMicrosoft IISがシェアを増やし、それ以外はシェアを減らした。Microsoft IISはWebサイト全体ではシェアを増やしたものの、それ以外の指標では値を減らし、ビジーサイトでの採用は進んでいない状況にある。
Nginxは、Webサイト全体におけるシェアではMicrosoft IISに押される形で微減したものの、それ以外の指標ではどれも値を伸ばしている。Nginxはビジーサイトやトップサイトでの採用率が増加しており、今後も同様の傾向が続くと見られる。
特にドメイン名ベースでは、Nginxのシェア増加とMicrosoft IISのシェア減少が続いている。現在の割合で推移した場合、そう遠くない段階でNginxのシェアがMicrosoft IISのシェアを抜いて、ドメイン名ベースでApacheに次いで第2位につける可能性がある。